1人でも多くの命を救いたい!|2024年 奈良県の4地区と防災協定を結んだ防災ドローンチーム「SKY-DREAM JAPAN」

想定される大きな地震、南海トラフ地震が起きた場合、奈良県でも強い揺れとそれに伴う土砂崩れ・建物の倒壊・火災などの被害が広がるおそれがあります。
特に内陸部では、助けの手が届くまでに時間がかかるケースも十分にあり得ます。

そんな「もしも」に備えて、私たちは「SKY-DREAM JAPAN 防災 DRONE TEAM」を結成しました。

奈良県内の大和高田市・広陵町・天理市・宇陀市と防災協定を結び、ドローンを使った新しい防災のかたちを考え続けています。

明日にも起こるかもしれない災害、私たち一人一人にできることがあると感じています。

目次

南海トラフ地震が奈良を揺らす【内陸だから安全は本当?】

奈良は「内陸だから安全」ではなく、「内陸だからこそ」備えが必要な地域です。

強い揺れ・土砂崩れ・建物の倒壊・火災の広がり・集落の孤立。こうした被害が、奈良県内でも広い範囲で起きると想定されています。
特に山が多いエリアでは道路が1本しかない地区も多く、道路が寸断されると助けが来るまでに時間がかかるリスクがあり「海がないから大丈夫」という思い込みが、もっとも危険な油断になり得るのです。

備えは、正しいリスクの理解から始まります。

具体例①:宇陀市の山間部の集落で起きうること

宇陀市は吉野山地に隣接しており、山に囲まれた集落が各地に点在していることもあり、南海トラフ地震が起きた場合、急な斜面での土砂崩れにより、主要な道路が通れなくなる可能性があります。

つまり、地上からの救助隊や物資が届くまでに長い時間がかかってしまいます。

具体例②:大和高田市・広陵町の住宅が密集したエリアのリスク

奈良盆地の平野部に位置する大和高田市・広陵町では、住宅が密集しているエリアが多く、地震による火災が広がりやすい環境にあります。

また、地面が液体のようにやわらかくなる「液状化」のリスクも指摘されており、地上での移動や救助活動が難しくなる可能性も懸念されます。

もし、災害が起きた場合も上空から広いエリアを確認できれば、火災の広がりや救助が必要な場所などの情報を、いち早く救助関係者に提供でき、被害を最小限に抑えることに繋がります。

ドローンが防災に役立つ理由とは? 上空からでしか見えない現実

災害時にドローンが力を発揮するのは、人が入れない場所の「現実」を上空から素早く確認できるからです。

地上では道路が使えなくなったり、煙や瓦礫で視界が遮られたりして、全体の状況をつかむのがとても難しくなりますが、ドローンは数分で空に上がり、広い範囲を映像で確認できるため、人の目が届かない場所にも素早く届きます。

ヘリコプターと違い、狭い場所や低い高度での飛行も可能で、準備にかかる時間も大幅に短い
それがドローンの強みです。

具体例①:赤外線カメラによる生存者の捜索

赤外線カメラを積んだドローンは、瓦礫の下にいる人の体温を感じ取って、生存者を見つけられる可能性があります(機種・環境・状況によって異なります)。

夜間や煙が多い環境でも映像を撮れるケースがあり、目で見て探すことが難しい場面での活用が期待されています。

具体例②:孤立した集落への物資の輸送補助

山の中で道路が使えなくなった場合、ドローンを使って薬や通信機器などの小さな物資を届けることが技術的に可能です。

一度に運べる量や飛べる距離には機体ごとの限界がありますが、「人が動けない最初の数時間」に情報と物資をつなぐ役割として、全国の自治体でも実証実験が進んでいます。

具体例③:本部へのリアルタイム映像の共有

ドローンが撮影した映像を、指揮を執る本部へリアルタイムで送ることで、現場に行けない担当者が状況を把握し、救助隊の配置や物資の優先順位を的確に判断できます。

「現場の目」を本部と共有することで、限られた人員と資源を最大限に活かした初動対応が可能になります。


和歌山県の消防署と一緒に、赤外線ドローンによる山林での遭難者や害獣(熊など)の捜索のための実証実験を行いました。
ドローンは、山林捜索の二次災害を防ぐことに役立つか【赤外線ドローンによる実証実験】

防災ドローンチーム「SKY-DREAM JAPAN」が生まれた理由

「もしもの災害が起きたとき、1人でも多くの命を救いたい」——この一言がチーム結成の出発点です。

ドローンパイロットとして操縦の技術や知識を持ち合わせているからこそ「その技術を地域の役に立てたい」という思いが自然と生まれました。

学んだ技術は趣味や仕事だけでなく、いざというときに地域を守る力になり得る。

その思いが、行政と正式に防災協定を結んだ実際に動ける組織の立ち上げへとつながっています。

ボランティアの枠を超えて、「技術を持った人間が地域に根ざして動く」チームです。

防災協定で奈良4地区とつながる——大和高田市・広陵町・天理市・宇陀市の取り組み

「SKY-DREAM JAPAN 防災 DRONE TEAM」は奈良県内4地区と正式な防災協定を結び、災害時にすぐ動ける体制を普段から整えています。

防災協定とは、災害が起きたときにスカイドリーム防災チームが各自治体の求めに応じて、ドローンを使った支援を行うことを約束した協定です。

普段から顔の見える関係を築き、定期的な訓練や情報の共有を重ねることで、いざというときの初動を早める仕組みになっています。

大和高田市: 住宅が密集したエリアや商業施設での広域確認・映像共有での連携を想定。

広陵町: 平野部での液状化リスクや密集地の状況把握における連携を目指しています。

天理市: 様々な地形に対応した上空からの状況確認での役割が期待されています。

宇陀市: 道路が使えなくなったときの孤立リスクが高く、情報収集・物資の輸送補助への期待が大きいエリアです。

それぞれの地域の特性に合わせた連携の内容が、この協定の大きな特徴です。

防災ドローンチームの活動内容——訓練の実際とチームの役割

防災ドローンチームの活動は、訓練・啓発・機材の整備という3つの柱で成り立っています。

災害はいつ来るかわからないからこそ、「いざというとき動ける」チームであるために、普段からの積み重ねが欠かせません。

「SKY-DREAM JAPAN 防災 DRONE TEAM」は、この3つの柱を軸に、地域との信頼関係を日常から築き続けています。

具体例①:自治体の防災訓練へのドローン部隊参加

各自治体が行う防災訓練に、ドローン部隊として参加しています。

「震度6強・山間部の集落が孤立した」という想定のもと、安全確認・機体の準備・飛行手順の確認・映像送信までの流れを繰り返し練習します。

「実際の災害のときに初めてやる」では遅い——その意識が訓練の中身を濃くしています。

具体例②:地域のイベントでの防災啓発活動

地域の防災フェアやイベントに参加し、ドローン防災の可能性を市民の方々に広める活動も行っています。

「ドローンって何ができるの?」という素朴な疑問に答えながら、実際の機体を使ったデモ飛行や展示を通じて、地域全体の防災への関心を高めることを目指しています。

参加者から「身近に感じた」という声も、多くいただいています。

ドローンスクールSKYどり〜むの卒業生の中にも、防災への関心をきっかけにドローンを学び始めた方もいます。
どんなことを学ぶのか、まずは体験してみませんか?

👉 無料体験のご予約はお気軽にこちらから

ドローン防災についてよくある質問(Q&A)

ドローンや防災活動について、よくある質問をまとめました。

ドローンの防災活動に参加するには、国家資格が必要ですか?

活動の内容によって変わります。 飛行する場所・機体の重さ・飛び方によっては、国家資格(一等・二等無人航空機操縦士)や飛行の許可申請が必要なケースがあります。 詳しくはスカイドリームまたは国土交通省の案内をご確認ください。

普段ドローンをやったことがない市民でも参加できますか?

基礎から学べる環境が整っています。 まずは無料体験でどんな内容を学ぶのかを確認してみるのがおすすめです。

防災協定を結んだ地区以外の住民でも、SKYどり〜むで学べますか?

はい、大丈夫です。 奈良・大阪エリアにお住まいの方であれば、広くご利用いただけます(エリア・コースは要確認)。

南海トラフ地震が来たとき、ドローンはすぐ飛ばせますか?

災害のときの飛行には、普段とは異なるルールや許可が必要になる場合があります。 緊急のときでも安全に・ルールを守って動けるよう、チームでは訓練と事前の調整を重ねています。

子どもや高齢者でもドローンを学べますか?

年齢に合ったコースや体験内容を相談できます。 まずはお気軽にお問い合わせください(対象年齢はスクールにご確認ください)

まとめ —— 災害への備えは、今日から始められる

備えは、特別な人だけのものではなく、今日からでも始められる、身近な一歩があります。

奈良は内陸の県ですが、地震などの災害により、揺れ・土砂・孤立というリスクは確実に存在します。

そんな時、地域に「ドローンを使える人」が1人いるだけで、救える命が変わるかもしれない。

スカイドリームが大和高田市・広陵町・天理市・宇陀市と力を合わせ、防災ドローンチームを動かし続けているのは、その信念があるからです。

奈良・大阪エリアの皆さん、ぜひ一度無料体験を覗いてみてください。
防災への関心が、あなた自身の新しいスキルへとつながる入口になるかもしれません。

「ドローンって難しそう……」という方ほど、体験してみると「意外と楽しい!」という声をいただいています。
防災への思いをきっかけに、まず一歩踏み出してみてください。

👉 無料体験のご予約はお気軽にこちらから

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