STEP-1 ドローン練習場所の選び方|初心者でも安心して上達できる場所と飛行方法

その1

ドローンを練習したいけど
「どこで飛ばしていいのかわからない」
違反にならないか不安」

そんな悩みを抱えていませんか?

ドローンの練習は、場所と飛行方法を間違えると法律違反になる可能性があります。

この記事では初心者でも安全に、確実に上達できる練習方法をステップ形式で解説します。

ゆくゆくは「ドローンを仕事にできたら…。」そんな方はこちらの記事を参考にしてください。
ドローンを仕事にするための5ステップ【資格取得後にやるべき5つの行動を徹底解説!】

目次

まず知っておきたい「飛ばせる場所」と「飛ばせない場所」

飛行禁止場所になっている空き地

ドローンはどこでも自由に飛ばせるわけではありません。
航空法によってルールが定められており、場所によっては許可なく飛ばすと法律違反になります。
練習場所を探す前に、基本のルールを頭に入れておきましょう。

国土交通省ドローンの飛行規制
参照:国土交通省

許可なしで飛ばせる場所の条件

機体登録が完了しているドローンなら、条件をすべて満たしていれば、許可なく飛ばすことができます。

許可なしでドローンを飛ばせる場所の条件
  • 所有者の了承を得られる場所
  • 人口集中地区(DID)の外
  • 空港・飛行場等の周辺でない
  • 地上から150m未満の高さ
  • イベント会場や道路上空でない
  • 緊急用無空域でない

「飛行予定場所がDIDかどうかわからない」という場合は、国土交通省の「ドローン情報基盤システム(DIPS・飛行計画の通報)」で確認できます。スマホからも調べられるので、事前にチェックする習慣をつけましょう。

許可なしでドローンを飛ばせる飛行方法
  • 人や物件から30m以上の距離が確保できる
  • 日中に飛行する
  • 目視外で飛行しない
  • 第三者がいない

ドローンでは飛行の難易度を「カテゴリー」で表します。
カテゴリーI飛行は

①機体登録済み
②特定飛行を行わない(目視外、人・物件から30m、DID地区、夜間飛行)
③土地の管理者から了承を得ている

この条件下であれば許可なしで1人でも飛行練習することが可能です。

うっかり法律違反になりやすい場所

ルールを知らないまま飛ばしてしまいがちな場所があります。特に注意が必要なのは次の3つです。

住宅地に隣接する公園:地域の条例で禁止されている場合が多い
・海岸・砂浜:近くに空港があると飛行制限エリアになることがある
・河川敷:管轄の河川事務所や土木事務所への申請が必要な場合がある

「広いから大丈夫」と思った場所でも制限がかかっていることがあります。

ドローンの練習場所の種類と選び方

練習場所は大きく3種類に分けられます。
自分のレベルや目的に合った場所を選びましょう。

①屋外で飛行練習
②トイドローンで自宅練習
③シミュレーターで練習

①屋外で飛行練習

屋外の飛行は実戦練習には最適ですが、管理者への許可取りや国土交通省への許可承認申請が必要な場所があります。

公認の練習場(有料)—— 初心者に一番おすすめ

ドローンスクールや民間企業が運営している有料の練習施設なら、費用は1回あたり2,000〜5,000円前後が目安で、月額会員プランを設けているところもあります。

デメリットは費用がかかること。ただし「何時間でも使える」「雨天でも使える屋内施設がある」など、無料の場所では得られないメリットもあります。

河川敷(無料)—— 条件クリアなら使いやすい

河川敷は国が管理する土地のため、管轄の国土交通省河川事務所への使用申請が必要と考えておきましょ

海(無料)—— 管理者の許可があれば可能

海上は誰のものでもない公共の持ち物とされていますが、離発着は地上から行うことになるため、管理者の許可が必要です。

・通常期:主に地域の役所
・海水浴シーズン:海水浴場の管理者

季節によって変わります。
夏は海水浴客が多いため、飛行の許可が降りにくいことがあります。

ドローンを飛行させるときに管理者や管轄警察署などへ許可を取ってくれる「flyers」というお助けサイトがあります。

flyersの利用が向いている人
  • 管理者が誰かわからない
  • そもそもどこで飛行していいのかもわからない
  • 電話で許可を取ったことがないから不安

flyersは北海道から沖縄まで、ドローン飛行ができる場所が写真や解説、Googlemap付きで案内されていて、飛ばしたい場所を指定すれば管理者の許可を取ってくれるサイトです。

1回依頼するごとにチケット1枚(1,800円)かかりますが、自分で交渉して許可を取る必要がありません。また、10枚まとめてチケットを購入すると3,000円お得に利用できます。

利用の申請を行ったら後はflyersにお任せして当日飛行できるシステムです。

※飛行許可申請はご自身で国土交通省DIPSより行ってください。

農地・郊外の空き地(無料)—— 地主の許可があれば最適

DID地区の外にある農地や空き地は、地主さんの許可さえ得られれば自由に使えます。
広い農地は障害物がなく視界も開けているため、練習環境としては申し分ありません。

人・物件から30mの距離を常に保って飛行するよう心がけましょう。

②トイドローンで自宅練習

トイドローンなら自分の部屋でも練習できます。
プロペラガードもついているため、壁や家具に当たっても傷がつくことは防げます。

一見おもちゃっぽいトイドローンですが、GPSが装備されていない不安定な状態で練習を行うことは、飛行技術を高めることに直結します。

③シミュレーターで練習

天候に関係なく雨でも飛ばせるのがシミュレーターのメリットです。
有料のものも色々ありますが、無料の「DJI Vertual Flight」から始めてみるのがおすすめ。機体は、Mavic 4Pro、Air3s、Mini5 Proから選べます。

参照:DJI

DJI STOREアプリの中にある「エクスプロア」から選択すると機体を選択することができます。

飛行のイメージは掴めても実際のスティック操作ができずスマホ画面からの操作になります。

実際のプロポを扱う感覚で練習したい場合は、REAL FLIGHTなどの有料シミュレーターをご利用ください。

(Windowsのみ対応、プロポ付)

ドローンビジネスへの参入を考えている方は、こちらの記事も参考に。
ステップ2について解説しています。
STEP-2 ドローン映像の生かし方|身近なところから実績を積むための方法3つ!

上達を早める練習メニュー3つ

操縦練習を頑張っているドローンパイロット

ドローンの操縦技術は、ただ闇雲に飛ばすだけでは上達しません。

基礎操作をゆっくりと繰り返し、実際に空撮する情景をイメージしながら飛ばすことが大切です。

ホバリングを30秒キープする

その場でじっと止まり続けるホバリングは、操縦の基本中の基本です。
風が吹いても位置を維持できるようになれば、安定した飛行の土台が完成します。
まずはこれを毎回の練習の最初に取り入れましょう。

8の字飛行で操縦の感覚をつかむ

前後左右の動きをなめらかにつなぐ8の字飛行は、操縦の柔軟性を高める定番メニューです。
最初はゆっくりでOK。慣れてきたら少しずつ速度を上げてみましょう。

カメラを動かしながら飛行する

仕事で使うドローン映像は、飛行しながらカメラを操作することがほとんどです。
飛行操作に慣れてきたら、カメラのチルト(上下の角度)を動かしながら飛ばす練習を加えましょう。

最初は難しく感じますが、繰り返すうちに自然とできるようになります。

実際にドローンスクールの現場でも、この順番で練習した方は上達が早いです。

ドローンの飛行技術を上達させるためには基本を確実に身につけること

ドローンの練習は場所・方法・順番を間違えなければ、初心者でもしっかり上達していくことができます。
中でも特に重要なのは「安全な環境で基礎操作を繰り返すこと」です。

焦って難しい操作をするよりも、基本を確実に身につけることで短時間でのレベルアップが見込めます。
さらに、ドローンを仕事につなげたい方は、飛行練習だけで終わらせず次のステップを知ることも大切です。

ドローンは資格を取って終わり、ではなく資格を取ってからが本当の楽しさが始まります♪
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